令和5年九州場所にて新入幕する力士が4人います
今回はその中の一人、狼雅関について
基本的なプロフィールや経歴、四股名の由来について調査していきます
二子山部屋 YouTubeチャンネル
狼雅関の所属部屋が二子山部屋ですが、
YouTubeチャンネル『二子山部屋 sumo food』を運営しており、二子山部屋の力士の「食事と日常」を配信しています。美味しそうなご飯を、一所懸命お腹いっぱいになりながらも食べている姿や、力士の朝のルーティンなど、相撲部屋の日常を見ることができて非常に面白いです。ぜひ一度ご覧ください
基本情報
プロフィール
四股名:狼雅 外喜義(ろうが ときよし)
所属部屋:二子山
本名:アマルトゥブシン・アマルサナー
四股名履歴:狼雅
生年月日:平成11年3月2日
出身地:ロシア・トゥヴァ
身長:185.0cm
体重:154.0kg
得意技:右四つ・寄り
初土俵:平成三十年十一月場所
新十両:令和四年十一月場所
新入幕:令和五年十一月場所
経歴
父親がモンゴル人で母親がロシア人の家庭に生まれた狼雅は、幼少期はロシアにて過ごしています。ロシアに住んでいる時にはレスリングや柔道をしており、優勝をするなど活躍をしていました。14歳の時にモンゴル・ウランバートルに移住しています。
相撲を始めたきっかけは、ウランバートルの街中に掲げられていた少年相撲大会「白鵬杯」の看板を見た父親から勧められて出場したことでした。白鵬杯で中学生の部で8位に入賞するなどの活躍が、鳥取城北高校の目に留まり、鳥取城北高校へ相撲留学を決めました
鳥取城北高校のOBには逸ノ城や伯桜鵬、美ノ海などがいます
伯桜鵬、美ノ海についてまとめた記事もありますので、興味がありましたらご覧ください
【令和の怪物】伯桜鵬の名前の由来は?経歴や新入幕までを振り返る
美ノ海は兄と弟の思いも乗せて活躍を誓う!経歴やプロフィールを調査
高校時代は3年生の時に、高校総体にて現在の豊昇龍に勝利して、高校横綱に輝いています
高校卒業後は、高校の監督が選んだ二子山部屋に入門を決めました
2019年に初土俵を踏み、全勝で序ノ口優勝、翌場所には高校の先輩であり、元横綱の照ノ富士関との優勝決定戦を制して、序二段も全勝優勝を果たしました
幕下では何度も十両昇進のチャンスはあったが、あと一歩のところで力を発揮できずにチャンスを逃していました
そしてついに2022年十一月場所、ロシア出身力士として史上5人目の新十両へと昇進しました
メンタルがあまり強くないと話す狼雅関。幕下では勝ち負けを繰り返したが、十両では一度も負け越すことなく、一年後の2023年十一月場所に、新入幕を決めています
四股名の由来
『狼』
父親の出身地で相撲を始めたきっかけであり、モンゴルの国籍も持っており、モンゴルの象徴である「狼」をつけています
『雅』
二子山部屋の親方である二子山の現役時代の四股名、「雅山」からもらっている
まとめ
高校横綱として期待をされていた狼雅関ですが、ついに幕内に上がりました。同年代の豊昇龍や王鵬などは既に幕内にて活躍しており、同年代対決も楽しみですし、まだまだ若いため、三役への期待も高いと思います
YouTubeを見ていると人柄も良く、後輩への良い手本となるよう努めている姿が非常に好感が持てます
プレッシャーに負けずに、師匠の番付を抜かすような活躍を楽しみにしています
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